とりとめのない話

当店では、道南初となる石焼焙煎を採用しています。


石焼のメリットは、炭火に匹敵する遠赤外線です。
石焼き芋や石窯で焼いたパンが美味しいように、コーヒーも味がまろやかになります。
(コーヒー豆に期待する遠赤外線の作用は、石焼き芋や石窯パンとはちょっと異なりますが)


ところで、焙煎機はいっぱい種類があって、それぞれのコンセプトがあるので、一概にどれがベストとは言えないと思います。
多くの店主がそうであるように、私もいろんなメーカーさんの焙煎機を見に行ったり、話を聞かせてもらったり、触らせてもらったりした結果、ここにたどり着きました。
その時、焙煎機の輸入代理店さんからは「素材7割・焙煎2割・抽出1割だよ」と教えてもらいました。


つまり、素材に勝る調理法はないわけですが、素材を活かすも殺すも調理法次第とも言えます。
美味しさは正義だと思いますが、お客様から笑顔をいただくためには、良い豆・良い焙煎・良い抽出、そして良いサービスの全てを満たす必要があります。
石焼焙煎は売りのひとつであると同時に、あくまで一要素に過ぎません。


何だかとりとめなくなってしまいましたが、カフェに限らず、常に視野を広く持つように心がけることは大切ですよねって話でした(笑)

CLOVER COFFEE COMPANY

北海道奥尻島在住、コーヒー業界の裏方です。 無類のネコ好きです(=^・^=)

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